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こんにちは、パンダです🐼
それでは今週もパンダの週間株式日記行ってみよ〜♫
今週の銘柄分析は三菱重工業(7011)です。

陸上自衛隊の装甲車両
出典:(写真の入手元を記入)

三菱重工と聞くと「防衛の会社」というイメージが強いと思います。もちろんそれは正解です。でも実は、いま世界中で取り合いになっている「AIのための電力」を支える会社でもあるんです。今回は、防衛とAIという2つの国策テーマのど真ん中にいる三菱重工を、じっくり見ていきます。

三菱重工ってどんな会社?

三菱重工は、日本を代表する重工業メーカーです。事業は大きく分けて次の3つです。

  • エナジー:ガスタービン、蒸気タービン、原子力関連などの発電設備
  • プラント・インフラ:製鉄機械、環境プラント、商船など
  • 航空・防衛・宇宙:戦闘機、護衛艦、戦車、ミサイル、H3ロケットなど

ひとことで言うと「国の土台を作る会社」です。電気、防衛、宇宙と、どれも国にとって欠かせない分野ばかり。だからこそ、国の政策の追い風をまともに受けやすい銘柄です。

防衛費が増える=国策に売りなし

株の格言に「国策に売りなし」というものがあります。国が本気でお金を使う分野の株は売られにくい、という意味です。

日本は防衛費を大きく増やしています。2023年度からの5年間で約43兆円という防衛力整備計画を立て、防衛費をGDP(国内総生産)比で2%まで引き上げる方針です。以前は1%程度だったので、ざっくり倍の規模になります。

この予算の受け皿になるのが防衛関連企業です。三菱重工は防衛装備品の国内最大手で、防衛省との契約額でも毎年トップクラス。予算が増えれば、そのまま受注が増えやすい立ち位置にいます。

海外からの受注という新しい追い風

さらに注目なのが、防衛装備品の輸出です。オーストラリア政府が次世代フリゲート(護衛艦)に三菱重工の艦を選んだことは、日本の防衛装備品の輸出として過去最大規模の案件になりました。

これまで日本の防衛産業は「国内の自衛隊向けだけ」というイメージでしたが、海外に売れるとなれば市場は一気に広がります。防衛は景気に左右されにくく、一度契約すると長く続くのも魅力です。

実はAI銘柄のど真ん中

「三菱重工がAI?」と思うかもしれません。カギはガスタービン(天然ガスを燃やして発電機を回す装置で、火力発電の心臓部)です。

AIの最大の弱点は「電力不足」

日本が米国に約束した80兆円規模の投資。その柱のひとつがAIです。ただ、AI産業には大きなボトルネック(全体の足を引っ張る詰まりどころ)があります。それが電力です。

AIを動かすデータセンターは、とにかく大量の電気を使います。ChatGPTのような生成AIが広がるほど、電気はどんどん足りなくなっていきます。半導体をいくら作っても、電気がなければAIは動きません。

原子力は時間がかかる、だから火力

国土の広い米国でも、原子力発電所を新しく作るのは反対が多く、簡単ではありません。建設には10年単位の時間もかかります。そうなると、すぐ増やせるのは火力発電です。そこで必要になるのが、ガスタービンなどの発電設備です。

実際、日米の投資計画では、米国での天然ガス発電施設の建設プロジェクトも名前が挙がっています。

ガスタービンは世界トップクラス

三菱重工は、ガスタービンで世界トップクラスのシェアを持っています。米国の調査会社マッコイ・パワー・レポートによると、2022年の世界市場(出力ベース)で三菱重工はシェア33%の1位。高効率な大型機種に限ると49%と、約半分を握っています。ライバルは米国のGEベルノバと独シーメンス・エナジーくらいで、実質的に3社の寡占(少数の会社で市場をほぼ独占している状態)です。

しかも三菱重工は、米国ジョージア州にガスタービンの工場を持っています。米国で電力需要が爆発するなか、現地で作って届けられるのは大きな強みです。ガスタービンは一度納めると、その後何十年もメンテナンスの仕事が続くので、安定した稼ぎにもつながります。

Screenshot

業績はどうか

業績も好調です。少し前のデータになりますが、2025年9月の中間決算では、純利益が前年同期比7.3%増の1,149億円でした。けん引役は、まさに主力のガスタービンと防衛関連です。

防衛とエナジーという2本柱がしっかり稼いでいるので、テーマだけでなく中身もともなっている銘柄だと思います。

チャートはどうか

三菱重工業(7011)1年チャート(日足)
三菱重工業(7011)1年チャート(日足、2026年10月9日時点)
出典:SBI証券(チャート提供:Quants Research Inc.)

株価は2026年3月に5,000円台の高値をつけたあと調整が続き、10月9日の終値は3,669円です。高値から3割近く下げたことになります。

三菱重工業(7011)5年チャート(週足)
三菱重工業(7011)5年チャート(週足、2026年10月9日時点)
出典:SBI証券(チャート提供:Quants Research Inc.)

ただ、5年チャート(週足)で見ると景色が変わります。5年前は数百円だった株価が、ここまで大きく上がってきました。今の下げは、長い上昇トレンドの中での一休みに見えます。

足元は4,000円前後で三角持ち合い(高値と安値の幅がだんだん狭まっていく形)が続いています。持ち合いが煮詰まったあとに単純移動平均線(一定期間の株価の平均をつないだ線)を上に抜ければ、株価は最高値を目指すと思います。

三菱重工業(7011)目標株価と理論株価
三菱重工業(7011)の目標株価と理論株価(2026年10月9日時点)
出典:みんかぶ

ちなみに株価予想サイトのみんかぶでは、目標株価4,493円で「買い」、理論株価4,511円で「割安」という評価です。今の株価から2割以上の上値余地がある計算です。

気をつけたいリスク

もちろん、いいことばかりではありません。パンダが気になっているリスクも書いておきます。

  • 期待が先に織り込まれている:ここ数年で株価が何倍にもなったので、少しの悪材料でも大きく売られやすい
  • 政策の変化:防衛費や米国の電力政策は、政権が変われば方針が変わる可能性がある
  • 為替:海外売上が多いので、円高になると利益が目減りしやすい
  • 供給の制約:受注が増えても、作る能力が追いつかなければ売上は伸びない

パンダの作戦

パンダは、三角持ち合いを上に抜けるのを確認して買いません。少しづつ買い続けます。

一度に全部買わずに、何回かに分けて買う「分割買い」です。もし下に抜けても、次の買い場で平均の買値を下げられます。

逆に株価が上がり始めたら買いません。あくまでも「下がったら買う」です。

Screenshot

まとめ

  • 防衛費の増額と海外受注で「国策に売りなし」
  • AIの電力不足を支えるガスタービンで、実はAI関連の本命
  • 業績はガスタービンと防衛がけん引して好調
  • チャートは持ち合い中。上に抜ければ最高値更新をうかがう形

防衛とAI、2つの国策テーマが重なる銘柄はなかなかありません。調整している今こそ、チャートをしっかり見守りたい銘柄です。

出典・参考

※投資は自己責任でお願いします。

パンダ

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今日もブログをご覧頂き、ありがとうございました。ご覧になって頂いた方に少しでも参考になるブログでありたいと思っております。では、今日も良い一日をお過ごし下さい。パンダ Twitter 毎週だいたい日曜日更新

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