パンダの銘柄分析(緊急投稿)キオクシア・ソフトバンクグループ・CoreWeave 下落上等!今年の確定利益の範囲内で大勝負!(10月27日)
それでは今回は緊急投稿のパンダの株式日記行ってみよ〜♫
株は下がったら買う。上がったら少し売る。
「頭と尻尾はくれてやれ」
一番安いところで買って、一番高いところで売る。そんなこと、誰にもできません。
でも、株式投資で大きな利益を狙うなら、ここぞという時に少し大きく張ることも必要だと僕は思っています。
ただし、今回の勝負は今年すでに確定した利益の範囲内。
これがパンダの絶対的なルールです。
キオクシアが高値から約67%下落!PERはわずか4倍

今年、一気に注目を集めたキオクシア。
株価は2026年6月22日に上場来高値37,566円(10月1日の株式分割を調整した数字)をつけたのに、いまは12,550円。
なんと高値から約67%の下落です。心臓に悪い(笑)
一方で、アナリスト15人の平均目標株価は38,058円。いまの株価の約3倍です。
そして、パンダが一番伝えたいのがPERです。
キオクシアの予想PERは、わずか4.05倍。
2027年3月期の予想EPS(1株あたり利益)は3,097.8円。株価12,550円で割ると、約4倍という計算です。
出典:SBI証券(東洋経済予想、2026年10月26日時点)
PERとは、株価が利益の何倍かを示す数字です。
例えば、1株の利益が100円の場合、
- 株価400円 → PER4倍(かなり割安)
- 株価1,000円 → PER10倍(割安)
- 株価1,500円 → PER15倍(平均的)
- 株価2,000円 → PER20倍(やや割高)
- 株価3,000円 → PER30倍(割高)
PERの一般的な目安は15倍前後です。
PERが低いほど割安、高いほど割高と考えるのが基本です。
ただし、業種や成長性によって適正なPERは異なります。
つまり、年間利益のたった4年分で、会社が丸ごと買えてしまう計算なんです。AI関連の銘柄でPER4倍なんて、なかなかお目にかかれませんよね。
しかもキオクシアは、AIブームの中で「ツルハシ」を売る立場にいます。
ゴールドラッシュで一番確実に儲けたのは、金を掘った人ではなく、ツルハシやジーンズを売った人たちだったと言われています。
AIも同じです。どのAIサービスが勝ち残るにしても、膨大なデータを保存する半導体メモリー(データを記録しておく部品)は絶対に必要になります。
そしてキオクシアの利益は、「AIへの期待」ではなく「実需」から生まれています。データセンター向けを中心に、実際に製品が売れて、実際に利益が出ているんです。
この利益は、少なくともあと2年は続くとパンダは見ています。
もちろん、半導体は市況(業界全体の景気)で業績が大きく動く業種です。それでも、予想PER4倍まで売られたいまの株価は、さすがに悲観しすぎだと思うんですよね。
ソフトバンクグループも半値以下!孫正義さんに相乗り

ソフトバンクグループも、高値約9,000円から4,263円まで下落。
約53%の下落です。
アナリスト18人の平均目標株価は8,846円。いまの株価の約2倍です。
ソフトバンクグループへの投資は、ひと言でいうと「孫正義さんへの相乗り」です。
孫さんは、投資のプロ中のプロ。株を買うだけで、そのプロが選んだ投資先に一緒に乗っかれるんです。
自分で全部を分析しなくても、信頼できるプロのプロに相乗りする。これも立派な投資手法だと僕は思っています。
そして、その孫さんがいま一番大きく張っているのがOpenAIです。
ChatGPTを生んだOpenAIが株式公開するのは、もう時間の問題だとパンダは考えています。
上場となれば、市場は必ず盛り上がります。その時、大株主のソフトバンクグループにも大きな注目が集まるはずです。
もちろん、上場の時期や評価額が決まっているわけではありません。それでも、この相乗りには乗っておきたいんです。
同じAI関連でも明暗:ネオクラウドのCoreWeaveが1週間で約25%下落
ここで、もう一つ気になるニュースを紹介します。
ネオクラウド(GPU=AIの計算に使う半導体を貸し出す、AI専門のクラウド事業者)の代表格、米国のCoreWeave(コアウィーブ)の株価が、10月12日〜16日の1週間で約25%も下落しました。
きっかけは、米国の最新のインフレ指標です。物価が下がりきらない → 利上げがあるかも → 借金に頼っているAIインフラ企業は危ないのでは?という警戒感が一気に広がりました。
実は10月15日にキオクシアが急落した原因の一つも、このCoreWeaveの借金問題でした。AI関連株は、どこか1社がつまずくと、まとめて売られやすいんです。
実は、株価より先に「社債」が下がっていた
CoreWeaveは、AIデータセンターを建てるために約500億ドル(約7.5兆円、1ドル150円換算)もの借金をしています。
その借金の一部である社債(会社が発行する借用証書のようなもの)の市場での値段が、株価より先に5週連続で下がり続けていました。2031年10月満期の社債は、利回りが一時16%超まで上がっています。
社債の利回りが上がるのは、社債の値段が下がっているということ。つまり投資家が「この会社、借金を返せなくなるかも」と考え始めたサインです。
さらに、CoreWeaveが債務不履行(借金を返せなくなること)になったときに備える保険料、CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)も過去最高の水準まで上がりました。100万ドル分の社債に保険をかけるのに、年に約12万ドルかかる計算です。それだけ「危ない」と見られているわけです。
GoogleやMicrosoftとの決定的な違い
GoogleやMicrosoftのようなハイパースケーラー(巨大クラウド企業)は、検索やソフトなど既存の事業で稼いだ潤沢なお金で、AIデータセンターに投資できます。
一方のCoreWeaveは、借金をしてデータセンターを建て続けないと、売上を伸ばせません。ところが今のような状況では、高い金利でしか社債を発行できない。そうなると利益が出しにくくなり、経営が苦しくなり、さらに社債の値段が下がる…という悪循環に陥りかねないんです。
ちなみに、ビジネス自体は伸びています。2026年4〜6月期の売上は前年同期比112%増の26億ドル、これから入ってくる予定の受注残は1,040億ドル。お客さんにはMicrosoft、OpenAI、Metaなどが並びます。それでも、借金の重さへの不安がそれを上回ってしまっているんですね。
パンダなら、ネオクラウド株には手を出さない
以前にも書きましたが、パンダはAI需要は本物だと思っていますし、いまのAIデータセンターへの巨額投資も、過剰投資だとは見ていません。
ただ、多額の借金を抱えてデータセンターを建てているネオクラウドのビジネスは別です。ちょっとした市場の変化、金利の上昇、工事の遅れ。そんなきっかけで悪循環に入り、資金繰りが悪くなって倒産する可能性があります。パンダなら、株には手を出しません。
同じAI関連でも、キオクシアは実際にメモリーを売って、実需で利益を出しているツルハシ屋。CoreWeaveは、借金でツルハシ屋の店舗を建て続けている会社。同じ「AIの裏方」でも、安全度はまったく違うと考えています。
もちろん、倒産すると決まったわけではありません。ゴールドマン・サックスは投資判断を「買い」に引き上げましたし、エヌビディアのジェンスン・フアンCEOも「楽観している」と話しています。ここから復活する可能性も十分あります。
それでも、ネオクラウド市場に「次のNVIDIA」を探しにいくのは、やめておいた方がいいと思います。
パンダが「下落上等」と言い切れる理由
「暴落は怖くないの?」とよく聞かれます。
正直に言うと、怖いです(笑)。口座の数字が毎日減っていくのを見るのは、何年やっても気持ちのいいものではありません。
それでも「下落上等!」と言えるのは、過去の暴落で何度も「答え合わせ」をしてきたからです。
2024年8月の暴落:過去最大の下げ、翌日に過去最大の上げ
2024年8月5日、日経平均は1日で4,451円も下がりました。下げ幅は、あのブラックマンデー翌日を超えて過去最大です。
ところが翌日の8月6日には、今度は3,217円高。当時の過去最大の上げ幅で、終値は34,675円まで戻しました。
たった1日で、暴落からの大反発。みんなが投げ売りしたその日が、結果的には絶好の買い場だったわけです。
パンダはこの時、前から作っておいた「暴落したら買う銘柄リスト」の中から、余裕資金の範囲で仕込みました。詳しくは当時の記事に書いています。
→ 株価が大暴落して買い時だった時に買えた人、買えなかった人の差は何だったのか?
2025年4月のトランプ関税ショック:段階的に買って一部利確
2025年4月7日、トランプ大統領の関税をきっかけに、日経平均は2,644円安の31,136円まで下がりました。
この時パンダは、三井住友FGに狙いを絞って、4月4日・7日・9日と日を分けて買い進めました。キングダムでいう「第一陣、第二陣、第三陣」の出撃です。途中の8日には、上がった分を一部利確もしています。
→ 株価大暴落中! 守備型から攻撃型の布陣に変更
その後、日経平均は4月末には36,045円まで戻し、半年後の2025年10月27日にはついに初の5万円台に乗せました。
キオクシア自身も、7月に一度「答え合わせ」済み
実はキオクシアも、2026年7月に特許訴訟のニュースでストップ安になり、7月30日に12,006円(分割調整後)まで売られています。
そこから8月18日には21,116円まで戻しました。安値から約76%の上昇です。
→ 半値八掛け二割引 キオクシア(285A)はどこまで下がる?
そして今、株価はまたその12,000円台に戻ってきています。パンダから見ると、「2回目のチャンスが来た」という感覚なんです。
暴落で買える人と、買えない人の差
暴落で買える人と買えない人の差は、才能ではなく「準備」だと思っています。パンダが大事にしているのは、この4つです。
- 余力(使えるお金)を残しておく…お金が全部株になっていたら、暴落しても何も買えません。
- 買う銘柄を先に決めておく…パニックの中で銘柄を選ぶのは無理です。平常時にリストを作っておきます。
- 相場はときどきパニックになる、と知っておく…知っているだけで、狼狽売り(あわてて売ること)が減ります。
- 小さく損した経験を積んでおく…少額で痛い目を見た経験が、大きな場面で冷静さをくれます。
今回の「今年の確定利益の範囲内で勝負する」というルールも、1つ目の「余力を残す」ための仕組みなんです。
「頭と尻尾はくれてやれ」は、勝ち続けるための考え方
一番安い底で買って、一番高い天井で売る。それができたら最高ですが、誰にもできません。
だからパンダは、底を当てようとはしません。下がってきたら何回かに分けて買い、上がったら少し売って勝ちを確定させます。
確定した利益は、次の暴落で使う「弾(たま)」になります。下がったら買う → 上がったら少し売る → 次の暴落に備える。このくり返しが、パンダの投資の基本です。
戦国武将の上杉謙信は「勝とうとするな。負けぬことが肝要じゃ」と言ったそうです。株も同じで、一発で大勝ちを狙うより、大きく負けずに市場に残り続けることの方がずっと大切だと思っています。生き残ってさえいれば、チャンスは何度でも来ますからね。
→ 頭と尻尾はくれてやれで利確しました!
勝負するのは、あくまで今年の確定利益の範囲内!
今回、パンダが一番大切にしているのは資金管理です。
今年すでに株式投資で確定させた利益があります。その範囲内で、キオクシアとソフトバンクグループを仕込んでいます。

つまり、今年稼いだ利益を元手に、さらに利益を狙うという考え方です。
生活費をつぎ込むわけでも、事業のお金に手をつけるわけでもありません。
もちろん、確定利益だって大切な自分のお金。だから、余力を残しながら勝負します。
どんなに魅力的な銘柄でも、資金管理のルールを破ってまで買うつもりはありません。
大きく張る。でも、今年の確定利益の範囲内というルールは絶対に守る。
それでも、リスクはちゃんと見ておく
ここまで強気なことを書いてきましたが、もちろんリスクもあります。いいことだけ書くのはフェアじゃないので、パンダが気にしている点も正直に書いておきます。
- 半導体は波が大きい…メモリーの値段は需要と供給で大きく上下します。いまの利益がずっと続く保証はありません。
- OpenAIの上場時期は決まっていない…「時間の問題」とは思っていますが、いつ・いくらで上場するかは誰にも分かりません。
- AIデータセンター投資が鈍るリスク…CoreWeaveのような借金頼みの会社の資金繰りが悪くなると、データセンターの建設が遅れ、メモリーの注文にも影響が出るかもしれません。
- まだ下がる可能性もある…キオクシアは「半値八掛け二割引」の目安(約12,000円)近くまで来ていますが、相場はときに目安を突き抜けて下がります。
だからこそ、パンダは「全部を一度に買わない」「余力を残す」「今年の確定利益の範囲内で勝負する」というルールを守ります。
もしさらに下がっても、慌てずに次の手が打てる。それが、下落を怖がらずに「上等!」と言える本当の理由なのかもしれません。
下落上等!
キオクシアもソフトバンクグループも、高値から半値以下になりました。
でも、株価が半分になったからといって、会社の将来性まで半分になったとは限りません。
みんなが怖がっている時こそ、チャンスが生まれるんです。
上がったら少し売る。下がったら仕込む。
そして、ここぞという時には少し大きく張る。
ただし、勝負するのは今年の確定利益の範囲内。
このルールだけは変えません。
下落上等!
自分で稼いだ利益を元手に、次の大きな利益を狙っていきます。
※株価・目標株価は2026年10月26日時点のデータを参考にしています。予想PER・予想EPSは2027年3月期の東洋経済予想(SBI証券の画面より)で、今後の業績によって変わります。日経平均の数値は、日経平均プロフィル(日本経済新聞社)、株探、秋田魁新報(共同通信配信)の報道を参考にしています。CoreWeaveの数値は、ロイター(2026年10月16日)、Motley Fool(同16日)、Forbes(同20日)、Benzinga(同22日)の報道を参考にしています。本記事は個人の考えであり、特定の銘柄の売買を勧めるものではありません。投資は自己責任でお願いします。
パンダ
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