失敗しない株式投資

8月の暴落で仕込んだ銘柄その② 芝浦電子(6957) オリエンタルランド(4661)は底 ウェルスナビ(7342)がストップ高 パンダの週間株式日記(11月30日)

芝浦電子 & 711

おはようございます。パンダです。ここ最近は8月の暴落で仕込んだ銘柄だったり、高配当銘柄を取り上げています。現物信用含めて 5,100株仕込んでいる ウェルスナビ(7342)が三菱UFG(8306)がTOB(株式公開買い付け)をするということでストップ高にとなって日本市場は週末に入っております。

それでは、今週もパンダの週間株式日記いってみよ〜♫

(10時45分、グロース、コード7342)ロボットアドバイザー(ロボアド)最大手のウェルスナビが買い気配となっている。気配値を制限値幅の上限(ストップ高水準)となる前日比300円(28.35%)高の1358円まで切り上げ、現時点で売買が成立していない。29日付の日本経済新聞朝刊が「三菱UFJ(プライム、8306)は近くTOB(株式公開買い付け)に踏み切り、全株式を取得して完全子会社にする方針だ」…

日本経済新聞より 2024/11/29

株価が下がり過ぎれば買収されて爆上がり

日本だけを意識していると分からないかも知れませんが、今、日本が買われています。不動産価格(特にマンション価格)が暴騰している一つの要因が、海外マネーが入って来ている事です。目立つのがチャイナマネーです。中国のお金持ちたちがリスクヘッジのため資産を海外に移しています。その投資先の一つが日本です。

株式市場で言えばセブンイレブンが買われようとしています。セブン&アイ・ホールディングスは、カナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールから約7兆円規模の買収提案を受けています。これに対抗して、セブン&アイの創業家側も非上場化を目指し、8兆円以上の資金調達を計画しています。

スノーピーク(7816) 10y 20241128
スノーピーク(7816) 10y 20241128

スノーピークは株を買おうか迷ったら爆上がりした

スノーピークもそうです。そうでした。スノーピークは2024年2月に、経営陣による自社買収(MBO)を発表しました。米国の投資ファンド、ベインキャピタルが1株1250円で株式公開買い付け(TOB)を実施し、株式を非公開化しましあ。この決定は、国内のキャンプブームの収束や海外市場の強化を背景に、迅速で柔軟な経営判断を可能にするためだそうですが、ようは外資に買われたということです。

スノーピークは社長人事のゴタゴタによる経営の混乱からか、株価が爆下がりしました。あまりにも株価が下げたので株を買おうとした矢先にTOBによる公開買い付けで株価が暴騰し買いそびれました。

僕はもともとスノーピークのブランドと商品が大好きなんですが、値段が高すぎてドケチな僕は買えずにいました。商品は高すぎて買えなくても、下がりすぎた株は何十万円でも買います。さぁ〜、買ってやろうかと思った瞬間に外資に買われてしまいました。

いくら商品やブランドが良くても、株価が下がり過ぎれば外資に買われてしまうという良い? 例ではないでしょか。

パンダ

パンダが愛用しているスノーピークのマグカップだよ♫

株価は実は操作されているのではと思う

最近、株価は誰かに操作されているように感じます。操作というよりは、明らかな意図があり大金が動くのを感じています。

OLC<4661>は大幅反発。立会外取引における自己株式の取得を発表している。取得株式数の上限は発行済み株式数の1.09%に当たる1800万株、買付価格は3435円としている。大株主である京成電鉄が自社株買いに応募する。これにより、京成電鉄の出資比率は21.04%から20.17%に低下することになる。同社では取得した株式は全て消却の予定。1株当たりの価値向上、並びに将来的な需給懸念の軽減につながる形へ。なお、京成電鉄も買い優勢の展開に。

Kabutanより 2024/11/27

OLC(オリエンタルランド)が11月27日に自社株買いを発表しました。この時期というのが、OLDが11月22日に年初来安値 3,382円を記録した数日後です。

過度に安い株価には買収が入ります。この場合はもぅこれ以上の株安は許さないというOLCの意思が僕には感じられます。というよりも京成電鉄とOLC両者間で合意事項だったのでは思います。むしろ、株価が安くなるまでわざと放置していたようにも感じます。株価が手頃な価格になった方が、自社株買いをしやすいからです。

出典)SBI OLC(4661) 1y 20241128
出典)SBI OLC(4661) 1y 20241128

京成電鉄とOLCの間には取り決めがあったのでは?

京成電鉄がオリエンタルランド(OLC)株の一部売却を英投資ファンドのパリサー・キャピタルが株主提案して、京成電鉄は否決しています。が、まったく対応しないという訳には行かなかったのではと思います。

京成電鉄は1960年に当時の社長らの提案でOLCを設立し、60年以上にわたり筆頭株主として同社株を保有しています。つまり京成電鉄とOLCは「親子関係」にあります。パリサーは京成電鉄の時価総額は約8,900億円に対して、OLCの時価総額は約8.2兆円(ともに6月27日時点)と、資本のねじれが生じていると主張。また、京成電鉄は本業の鉄道事業に注力するべきとも主張していました。

出典)SBI OLC(4661) 10y 20241128
出典)SBI OLC(4661) 10y 20241128

これ以上の株安は許さない

ただ、10年チャートで100日単純移動平均線まで株価が落ち込んでくると、これ以上は価格は下げさせないぞとう経営陣の意思が感じ取れます。

株価を適正な価格水準で保つのも経営者の責任

僕が大量保有している三井住友(8316)の株価純資産倍率(Price Book-Value Ratio)が上がって来ました。PBRが上がったということは、企業の株価1株あたりの純資産(BPS)価値が高くなったことを意味します。三井住友は自社株買いもしていることから、経営陣が意図的に企業価値を押し上げていることになります。

僕が保有しているレザーテック(6920)も株価が下げていますが、同じ原理で株価が下がり過ぎれば海外の会社が買収するなり自社株買いすると思います。何も心配しておりません。

優良企業の株価が下がり過ぎれば、買収などで誰かが買いに入ることもあるのですから。

芝浦電子(6957)8月の暴落で買って売って 6万7千円

出典)SBI 芝浦電子(6957) 20241128
出典)SBI 芝浦電子(6957) 20241128

言わずと知れた学長銘柄の芝浦電子(6957)を8月の暴落時に仕込んで、その後売り抜けています。8月9日に2,766円で100株ほど仕込んで、10月3日に3,450円で売却、67,716円の粗利(+24%)となります。

芝浦電子(6957)は僕の売却後 3,600円をタッチして下げていますね。  

出典)SBI 芝浦電子(6957) 1y 20241128
出典)SBI 芝浦電子(6957) 1y 20241128

なぜ買ったのか?

学著銘柄の中での下落率が大きく、購入時の予想配当利は 5%を超えていました。

出典)SBI 芝浦電子(6957) 四季報 20241128
出典)SBI 芝浦電子(6957) 四季報 20241128

芝浦電子はどんな会社なのか?

温度センサーの最大手だそうで、主な販売先はダイキン工業だそうです。僕は大学を出て初めて就職した会社が商社でした。会社内で配属されたのが電子部品部門で電子部品を取り扱っていたので電子部品業界のことはよく知っています。

派手な業種ではないのですし、急激に売り上げが伸びることも無い業種です。業績は【続落】と出ていますね。

出典)みんかぶ 芝浦電子(6957) 1y 20241128
出典)みんかぶ 芝浦電子(6957) 1y 20241128

現在の株価は 3,245円、みんかぶ的には 3,234円と今の株価は適正価格だと思います。

出典)SBI 芝浦電子(6957) top 20241128
出典)SBI 芝浦電子(6957) top 20241128

ただ一つ気になるのが、信用買いの多さですね.貸借倍率 194.29倍は過去に見た事がないです。

出典)SBI 芝浦電子(6957) 5y 20241128
出典)SBI 芝浦電子(6957) 5y 20241128

結論

芝浦電子(6957)は 3,000円付近まで待って購入するのが良いと思います。実績PBR 1.4倍、実績PERは 14.39倍、予想配当利は 4.62%とまずまずではあるんですが、特別買う理由は見当たらないですね。

可もなく不可もないメーカーで、特別なヒット商品も需要もないのでしたら、5年チャートの300日単純移動平均線に近づいてくるような気もします。今現在の株価は特別高くはないのですが、信用買いが多すぎるのが気になるので少し買うぐらいですかね。

パンダ式 株式投資のルール とは(その2)

自分の型を作る』は、僕自身も常に心がけていることです。投資においては 

① インデックス(主軸)高配当株 でたんたんと積み上げながら

② 時には少し売って買ってのサテライト投資 が僕の主軸となっています。1株でも売買の経験を積み上げていくと、相場の流れが読めてくるんです。まぁ〜、単純な事なんですけど、株価というのは上げては下げてまた上げての繰り返しなので。そして、大事なのが

③ 大きく負けないことです。大きく負けなければ、個別株で優良企業に投資を適正な範囲で投資をしていれば、たとえ一時的に株価が下がっても、そのうち株価は上がって来るものなんです。そして高配当銘柄なら、その間は配当をもらっていれば良いだけですからね。なんら難しいことではないんですよ。

自分の勝ちパターンをつくる

  1. インデックス(主軸)+ 高配当株: たんたんと積み上げながら
  2. 時には少し売って買ってのサテライト投資: こまかい利益と経験を積み上げていく
  3. 大きく負けないこと: 業績優良企業に的確なタイミングで投資をしていれば、たとえ一時的に株価が下がったとしても株価は上がってくるものです

パンダ

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今日もブログをご覧頂き、ありがとうございました。ご覧になって頂いた方に少しでも参考になるブログでありたいと思っております。では、今日も良い一日をお過ごし下さい。パンダ Twitter 毎週だいたい日曜日更新

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