2人部屋の価格設定について考える

ゲストから問い合わせがありました。「どうしてもうちの宿に泊まりたい」とのこと。

目白には3部屋ありますが、どうしても1泊だけ空きが作れない日があります。

そこで、宿の近くのホテルを改めて調べてみました。すると、いくつか新しい発見がありました。

うちの宿は、すでに高単価の宿だった

調べてみると、目白駅近くの一般的な三つ星ホテルでも、1月の価格帯は以下のような感じでした。

  • 約15㎡
  • 2名利用
  • 平均 13,000〜15,000円/泊
  • 安い日だと 10,000円前後

正直、
「これ、1年前より安くない?」
と感じました。

おそらく、中国🇨🇳からの観光客が減っている影響もあるのでしょう。

もちろん、3月末〜4月初旬の桜シーズンは別格で、
1泊4万円近い価格になることもあります。

一方で、僕の宿もありがたいことに、

  • 平均 10,000〜13,500円/泊
  • 年末の予約も、少しずつ入り始めている

という状況になってきました。

彼らは、何を求めて泊まりに来るんだろう?

うちに泊まりに来るゲストの約8割は欧米の方です。
改めて考えてみました。

彼らは、何を求めてうちを選んでいるのか。

僕なりの答えは、このあたりです。

  • 日本文化を感じたい
  • できるだけ宿泊費を抑えたい
  • ホテルでは味わえない体験がしたい

たぶん、この全部。

「少しローカルな体験」がしたいのでは

僕は基本、毎回ゲストを駅まで迎えに行き、宿まで案内しています。これが出来なくなったら、宿を閉める時だと思っています。

彼らはきっと、現地の人とコミュニケーションを取りたいんですよね。ただし、ちょうど良い距離感で。

これ、僕自身も旅行するときは同じです。

  • ローカルの人と少し話したい
  • 良い情報を教えてもらいたい
  • でも、ガッツリ一緒に生活するのは正直しんどい

同じ屋根の下で、風呂・トイレ共同は、この歳になるとちょっと無理です。

でも、「離れのゲストハウス」くらいの距離感なら大歓迎。

たぶん、彼らも同じ感覚なんじゃないでしょうか。

旅は、すでに体験型が主流になっている

うちの部屋は和モダンです。
というより

  • 葛飾北斎
  • 相撲
  • 畳の部屋
  • ちゃぶ台
  • 中庭

を全面に押し出しています。

立地も、いわゆる観光地のど真ん中ではなく、普通の住宅街の一角です。

そこには、日本の普通の生活があります。電子レンジもあるし、近所にはローカルなスーパーもある。

そういう「何でもない日常」も含めて、彼らはうちの宿を選んでくれている。

そんな気がしています。

パンダ

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